定年退職後に時間を持て余して時間にまとわりつかれるほど暇な爺さんの日記です

今から新しい自分に出会える「人生を変えるモーニングメソッド」の書評

自己啓発本やビジネス本は読んでも、自分の生き方や行動に反映しなければ意味がない。

こういった種類の本を読んで、書いてあることに納得しても実際に自分の生活に落とし込み実行し継続できる人はわずか5パーセント程度といわれている。

読んだだけで身に付いた気分になってしまうこともあるが、実際はそんなに簡単な話ではない。

また、読んで内容に引き付けられ感化されて書いてあることを始めても長続きせず、三日坊主で終わってしまう事がほとんどである。

これは自分自身を振り返ってのことである。

わが身を振り返って、よしと膝を叩いて始めても、なかなかその効果を実感できないため、いつの間にか忘れるように止めてしまうのが常である。

本書「人生を変えるモーニングメソッド」の特におすすめする点は、習慣を変えるための方法を誰にも分かりやすく、手取り足取り丁寧に解説され、比較的簡単そうに書かれてあるので、誰でも今からでも始められるところである。

なんでも最初の一歩が難しいのであるが、本書はスムーズに入れる点が特に良いと感じた。

本書は、机上の空論ではなく、筆者のハル・エルロッドが交通事故で死の淵を彷徨い、奇跡的に生き返って気付きを得て実行している「モーニングメソッド」を読者にとても分かりやすく具体的に解説している。

具体的に書かれているので、誰でも今日から始められるところが非常に良い。

例えば、骨子は以下の通りである。

確実に人生を変える6つの習慣

6章の「確実に人生を変える6つの習慣」には、朝やることが6つのメソッドに分けて具体的に解説している。

メソッド1「サイレンス」
慌ただしい1日が始まる前に心を落ち着けて瞑想することで、心と身体をリラックスさせて精神を鎮め、集中力を高めて心を開いてくれる。実際に瞑想する内容についても触れられているので分かりやすい。

メソッド2「アファメーション」
なりたい自分や目標など前向きな言葉を毎日繰り返し唱える。毎日欠かさず唱えるだけで進化し続ける。目標や前向きな言葉を紙に書いて壁に貼り、毎日見て唱えればその方向に人生は進んでいく。

メソッド3「イメージング」
達成したい目標や手に入れたいものを具体的にイメージし、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする。今日するタスクを頭の中でリハーサルする。難易度の高いタスクから実行することで達成感、爽快感が味わえる。達成感や爽快感を味わえば継続にもつながる。

メソッド4「エクササイズ」
毎日たとえ数分の短時間でもエクササイズすることでエネルギーが上がり、健康増進、自信が出てきて感情が安定し思考と集中力が増す。エクササイズには長い時間を充てる必要ない。例えば、腕立て伏せやスクワットなどは簡単に出来て継続しやすい。本書の著者は毎日ランニングを継続しているが、ランニングはスポーツウエアに着替えて外出するため、少しハードルが高く心の準備に時間を要するので、簡単なエクササイズをおすすめする。

メソッド5「リーディング」
毎日の読書、数ページでも良いので続けることが大切、自分の目標に合った本の再読を強くすすめている。誰でも気に入った本が一冊はあるはずだ。もし、読まずに本棚に眠っているのであれば、この機会に音読を始めると良い。発声練習にもなるし、目が覚めて舌が滑らかになると思う。

メソッド6「ライティング」
自分の思考を頭から取り出して文字にすることでひらめきが起こる。毎日、日記形式で書くことをすすめている。スマホの日記アプリを活用すると楽である。電車での移動中など少しの時間でも書くことができる。

本書モーニングメソッドには、各メソッドにおいて具体的に何をしたら良いかが書かれているので、誰でもすぐに始められる。慣れてきたら、自分のやりやすいようにアレンジすれば、定着して継続できる可能性が高まる。

更に毎朝時間が確保できない人向けに短時間でできるモーニングメソッドを紹介している。

忙しい人の6分間のモーニングメソッド

筆者のハル・エルロッドは、毎朝1時間以上もかけてモーニングメソッドを実行しているが、どうしても時間の確保が難しい人向けには「どうしても忙しい日でも、6分だけ自己投資しよう」がある。

モーニングメソッドを続けることのメリットとして、

「自分が抱えている問題よりも大きな人生の目標を持つことで、現実に直面する問題が小さく感じられ、楽に乗り越えられるようになる。」

人生に目標ができれば、普段の仕事において、悩むことの多い人間関係などは小さく感じて、取るに足らなくなる。

アドラー曰く、人の悩みは100%人間関係に起因している。

そして、人の考えを変えるのは自分の課題ではなくその人の問題である。

従って悩んでも解決せず、自分が変わることで未来は開けるという。

スターターキット付き

本書の巻末には「モーニングメソッド スターターキット」が付いて、各項目に記入するように準備されている。

至れり尽くせりの自己啓発本だと思う。

まとめ

本書は、読者を水飲み場まで連れて行ってくれる本なので、後は読者が飲むだけである。

自己啓発本を読んでも、実行できなかったり、良い習慣を始めたけど長続きしなかった人におすすめの本だと思う。

筆者は、30日間継続できれば、効果を感じられると解説していて、新しいことを続けるには戦略が必要だという。

本書では、10日ごとに3段階に分けて、乗り越える方法や考え方を伝授している。

私自身も読んだ翌日から、6つのモーニングメソッドを始めた。

さて、1か月後継続できているだろうか、効果次第、自分次第である。

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