シニアが小田急ショートショートシアターを観て感動と笑いを体験

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小田急百貨店で11月5日月曜日まで開催されたているショートショートシアターに行ってきました。

昨年は仕事帰りにちょっと覗いた程度であったが今年はじっくりと楽しもうと決めて、金曜日の仕事帰りと日曜日の昼間の2度訪れ10本のショートシネマを楽しんできました。

上映されているショートシネマは全部で23本、全て無料で鑑賞することができるのです。

何れの作品も秀作で、世界で開催されている映画祭の受賞作品やノミネート作品。

今回上映されているショートシネマの上映時間は3分から22分。

 

サイドシアター




ショートシアターの会場は小田急百貨店新宿の11階、エレベーターを降りてそのコーナーを訪れると少し薄暗く、レッドカーペットが敷かれた奥に大きいフロントシアター、その手前右に小さめのサイトシアターが設置されていました。

金曜日には俳優の別所哲也さんのトークショーが開催され、フロントシフターには、多くの若い女性が訪れて大変盛況でした。

別所さんによると、明確な規定はないがショートシネマとは上映時間が数秒から60分以内のもの。

日曜日は、平日とは違いショートシネマのアニメ版も上映されるとあって子ども連れの家族や若いカップル、そしてシニア世代の夫婦も。

今回はフロントシアターで上映されている10本、全てを鑑賞しました。

鑑賞したショートシネマの上映時間は全て20分以内、ストーリーには起承転結、そして最後のどんでん返しなど、シニアは十分に楽しめました。

中には声を出してつい笑ってしまうもの、また感動で涙を誘われるものまでショートシネマでも映画の素晴らしさが十分に伝わりました。

 

最初に鑑賞したショートシネマ。

「僕と彼女」上映時間16分、ドイツの作品

老婦人

青年は遠距離恋愛が耐えられない彼女と同棲するために中間点に借りたアパートに向けて車を走らせている最中、失恋の歌を軽快に口ずさんでいるところに彼女から着信、別れを告げられ歌詞の通りになってしまった。

自暴自棄になった青年が立ち寄ったイートインの雑貨店で自棄酒を飲もうとしたが持ち金がない、ちょうど居合わせた老婦人が青年が買おうとしたウイスキーとスナックを買い気前よく女店員に大金を払いお釣りの受け取りを頑なに拒否して青年のテーブルに運んできた。

向かいに座った老婦人からウイスキーをご馳走になり、恋愛についての持論を聞くうちに心が打ち解けた青年は彼女との出会いや失恋の経緯を話し始める。

老婦人から彼女の事は諦めて自分と付き合わないかと提案される。

そんな中、青年の後方で女店員に財布が無くなったと悪態をついている金持ち風の中年カップルを、老婦人は「金持ちは結局いつも独りぼっちだ」とつぶやき青年を置いて店を出る。

老婦人の言うとおり、金持ち風の男は連れの女を疑って頬を平手で叩き、店内にその音と女のわめく声が響き渡る。

青年は一瞬びっくりしたが、老婦人が金持風の男から財布を盗んだと確信し笑みを浮かべながら店を出る。

青年が外に出ると老婦人はスポーツカーのエンジンを高らかに鳴らして青年の前で止まった。

老婦人から誘われた青年は助手席に乗り込み爆笑しながら意気投合して遠い旅へ出発した。

スクリーンが暗くなり金持ち風の男が「この泥棒」と叫ぶ声が響き渡ったところでTHE END。

ユニークで面白い老婦人に拍手喝采。

まさか、老婦人がスリで車も簡単に盗める腕を持っているなんて、どんでん返しの痛快な結末がシニアの脳を程よく刺激されました。

 

もう一本、

「タートル少年の初恋」上映時間6分、アメリカの作品

少年の告白

昆虫博士のタートル少年は大好きなクラスメイトのマティーを学校のパーティーに誘おうと、電話の前で何度も練習するが、恥ずかしさと緊張でなかなか実行することができない。

マティーを誘うセリフを考え電話の前で何度も練習する姿がとても可愛く微笑ましい。

シニアの自分には、小さい時の実体験とダブってノスタルジックな感情に満たされ少し恥ずかしく幸せな気持ちにさせられた。

タートル少年は悩み悩んだ末に気持ちを奮い立たせ意を決して電話をかける。

母親が出てマティーに代わったところで自分の気持ちを告白しようとするが緊張で声が小さくボソボソになってしまいマティーに気持ちが伝わらない。

焦ったタートル少年は、とっさに練習で使っていた告白原稿を早口で棒読み、なんとマティーに気持ちが伝わり、マティーに受け入れられて大成功。

マティーと電話中にタートル少年の母親が電話の子機から割り込み、探していた柄のパンツが見つかったことを告げられ、マティーに聞かれたと思ったタートル少年は母親に対してなんでこのタイミングでと怒ったところでTHE END。

このショートシネマも普段の生活ではとても抱くことができない、シニアの心の琴線に触れる素晴らしいストーリーでした。

鑑賞を終えて、何か大切な物をプレゼントされた気持ちになっていました。

まとめ

以上ご紹介した他にも「自分が精神科医と思い込んでいる精神病患者の話」や「失恋した女が奇想天外な方法で元彼に復讐する話」などシニアの脳みそは普段では得られない心地よい刺激を受けました。

 

話は少し変わりますが、AIによる大規模調査で、図書館が多い地域では健康寿命が長いという統計結果が出ています。

山梨県は健康寿命で男性が全国1位、女性は3位、図書館の設置数がダントツの1位だそうです。

書物によって脳が刺激され、新たな本を探して動きまわり、積極的になることなどが若々しさを保てるのではないかと推測されています。

今回、ショートシネマを鑑賞したシニアは映画も健康寿命を延伸させる力があると実感しました。

毎日同じ様な生活では刺激が少なくボケが来るように思います。

シニア世代は、おしゃれをして積極的には外出しましょう。

まだまだ楽しいことがたくさんあるように感じています。