【画像解説】エックスサーバー5分でサブディレクトリを設定、WordPressの開設手順

今回はエックスサーバーで「サブディレクトリ」の設定手順をご紹介です。

ジャンルが同じサイトを新規開設したいならサブディレクトリを設定した方がメリットが多いです。

新たにドメインを取得すると費用もかかるし手間もかかりますからね。

 

サブディレクトリのメリット

 

※メインドメインのパワーを継承

 

※ドメイン費用がかからない

 

※デザインを一新できる

 

Zizka
すごく簡単、5分程度で作れますよ。

 

サブディレクトリ?

「サブディレクトリ」、初めて聞く方もいますよね。

 

サブディレクトリとは何?

 

下のようにサブディレクトリはメインドメインの下にホルダーを設定することです。

 

https://seniorhobby.net/ ← メインドメイン

https://seniorhobby.net/test/ ← サブディレクトリ

 

 

zizka
「サブディレクトリを作る」ことは、母屋(ドメイン)の中に「別部屋(サブディレクトリ)」を作るイメージです。

 

 

サブディレクトリを作るメリットは3つあります。

 

3つのメリットとは①メインドメインのドメインパワーを継承できる

②メインドメインサイトとは違うサイトデザインで作れる

③ドメイン費用がかからない

 

また新規にドメインを取得しないので費用がかかりません。

以上のメリットから、ブログのジャンルが同じだけど、取扱う商品が異なるブログを新たに追加したい時に有効です。

例えばすでに株の投資ブログを運営していて新たに仮想通貨のブログを追加したい時はサブディレクトリがおススメです。

同じ投資系ジャンルなので、ドメインパワーの面からも「新規にドメインを取得」や「サブドメインを生成」するよりも有利ですね。

以下はサブドメインの形式です。

メインドメインのドメインパワーは引き継がれません。

 

https://seniorhobby.net/ ← メインドメイン

https://test.seniorhobby.net/ ← サブドメイン

 

サブドメインの設定手順はこちらで解説しています。

 

【画像解説】Xサーバーでサブドメインを設定して新しいブログを始める方法

 

ではエックスサーバーでサブディレクトリの設定手順を画像入りで解説します。

 

エックスサーバーでサブディレクトリを設定する

 

ではサブドメインを設定しましょう。

下の画像はエックスサーバーのログイン後、ホーム画面です。

ホーム画面の右端の「サーバー管理」をクリックします。

 

下の画像のドメイン選択画面が表示されるので、サブディレクトリを設定するドメインを「選択する」をクリックします。

 

「WordPress簡単インストール」画面に切り替わるので、「WordPressインストール」をクリックしてください。

 

 

下の画面でサブディレクトリを定義してWordPressをインストールします。

赤枠で囲った部分にそれぞれの情報を入力してWordPressをインストールします。

この画面は大事なのでスクショを撮って保存しておきましょう。

特に「ユーザー名」と「パスワード」はスクショとは別にメモしておきましょう。

 

 

WordPressをインストールが終了、サブディレクトリのWordPressサイトが設定されたのでアクセスします。

下の画像の赤枠をクリックしてください。

 

 

WordPressのログイン画面が表示されるので先ほどのユーザー名とパスワードを入力してください。

 

 

ブログ名「WordPressは最高!」が設定されました。

最後にもう一つやっておくことがあります。

サイトのssl化です。

赤枠の部分「保護されていない通信」と表示されています。

 

SSL(Secure Sockets Layer)とは

インターネット上の通信を暗号化する技術で、ホームページをSSL化するとサイト訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信が暗号化されます。

https:// → https//  ssl化

 

 

 

画面左のダッシュボードの「設定」→「一般」を選択すると下の画像が表示されます。

ここで赤枠の2ヵ所に「s」を追加、「設定を保存」をクリックしてください。

 

http://seniorhobby.net/test/ → https://seniorhobby.net/test/

 

 

赤枠のURLの直前にカギマーク🔒が付きました。

一応、ssl化の完了です。

 

 

サイトのssl化は、SEO用語では「リダイレクト」といい、サイトやページなどを指定のURLに自動的に転送をする仕組みのことです。

つまり、以下の内容が実行されます。

 

http://seniorhobby.net/test/ → https://seniorhobby.net/test/

 

リダイレクトが正常に実行されていることを「リダイレクトチェッカー」で確認してみましょう。

「リダイレクトチェッカー」で確認する

ssl化されていないサイトをコピペして「チェックする」をクリックしてください。

 

 

下の画像の通りリダイレクトが実行されています。

ステータスは「302」と表示されています。

 

 

 

リダイレクトには「301」と「302」があります。

 

「301リダイレクトと302リダイレクトの違い」

※301リダイレクトは半永久的にページを転送、転送先ページがインデックスされる

※302リダイレクトが短期的な転送に用いる場合、元ページがインデックスされる

 

ここでは半永久的にページを転送したいので301リダイレクトをすべきですよね

実際にエックスサーバーにあるファイルを見てみましょう。

 

https://seniorhobby.net/test/ ← サブディレクトリ

 

エックスサーバーのトップページの「ファイル管理」をクリックしてください。

「seniorhobby.net」の下にサブディレクトリ「test」を生成したので赤枠をクリック。

 

 

次に赤枠の「public_html」をクリックします。

 

 

次に赤枠の「test」をクリックします。

 

 

赤枠の「.htaccess」を選択し編集をクリックするとファイルの中身が表示されます。

 

 

「.htaccess」ファイルの中身です。

青い枠の箇所でリダイレクトを指定することができます。

「R,L」では301と302のどちらも指定されていません。

指定しないと「302リダイレクト」に設定されるようですね。

この箇所を「R=301,L」に修正します。

 

 

青い枠を「R=301,L」に修正して更新。

 

 

もう一度「リダイレクトチェッカー」で確認してみましょう。

「リダイレクトチェッカー」で確認する

下の画像、ステータスは301リダイレクトに指定されました。

 

以上、サブディレクトリ生成とWordPress開設、サイトのssl化、全て完了です。

まとめ

 

エックスサーバーでサブディレクトリを生成しWordPressを開設、サイトのssl化の手順をご案内しました。

プログラムのコーディングは非常に難解ですが、サイトの仕組みの概要を理解しておくとトラブル時などにヒントが得られて便利です。

参考にしていただければ幸いです。

※本サイトはエックスサーバーを使っています。

・初心者に嬉しいWordPreインストール補助機能
・安心丁寧な電話対応に365日24時間対応のメールサポート
・二段階認証、ログイン施行回数制限、国外IP排除の高セキュリティ
・最低プランのX10でも複数ブログやサイトを余裕で作り続けられる

など非常に使いやすいサーバーです。

「エックスサーバー」

※Word Pressテーマ「THE THOR」を使っています。
・優れたデザインを設定できる。
・SEO対策実装済み。
・殆どのプラグインが不要(実装済み)。
・表示速度が向上します。
など非常に優れたテーマです。

【THE THOR(ザ・トール)】