東京では、今週に入ってから電車の車内放送で新型コロナウイルスへの注意喚起がなされています。
車内の乗客のほとんどがマスクをしています。
おおよそ90%の方がマスクをしています。
この多さは、花粉症のシーズンと重なっていることもあるのかもしれません。
私は、これまではマスクをしたことはほとんどありませんでしたが、今はマスクの手持ちがある限りはしています。
感染症予防というよりも周囲への気遣いです。
私は花粉症ではありませんが、空気が乾燥しいると喉がいがらっぼくなって咳がでそうになります。
しかし、新型コロナウイルスの流行から周囲が気になってしまい咳払いをすることがためらわれます。
我慢できずに、咳をしてしまうと周囲の方々が少しだけ警戒する様子を感じてしまいます。
なぜにマスクをしていない高齢者が多いのか
街中では、マスクをしていない高齢者が多いなと感じています。
今やドラックストアやコンビニでもマスクは売り切れで手に入りません。
高齢者はなぜマスクをしていない人が多いのか考えてみました。
➀マスクをしたいが手に入らない
②マスクには感染予防効果がない
③マスクはゴワゴワして嫌い
④新型コロナウイルスを軽くみている
⑤新型コロナウイルスの流行を知らない
⑥すでに長生きしたので、神に召されても後悔無し
以上の何れかだと思います。
➀のマスクをしたいが手に入らない
という可能性は高いと思います。
寒い朝早く開店前のドラッグストアの長い行列に並ばなければ、マスクは手に入りません。
寒い環境に長時間いれば、新型コロナウイルスに感染する前に風邪を引いて倒れかねません。
また、例え並んでも途中で売り切れ、完売てししまえば、並び損です。
なので、確実に手に入らない、他の病気になるかもいれない、から並びたくないという人も一定数いるでしょう。
②のマスクには感染予防効果がないから
という可能性もあります。
テレビのワイドショーで医療専門家がマスクは感染予防効果がないと断言しています。
マスクは他人に移さないためにするものだと説明しています。
高齢者は朝のワイドショーを見ている可能性が高いので、予防効果がないマスクをゲットするために、寒い朝に開店前のドラックストアに並ぶ必要がないと考えているかもしれません。
電車などの密室ではなく、外であれば感染のリスクも低いと言われています。
③のマスクはゴワゴワして嫌い
という可能性もアリかと思います。
私自身もこれまでマスクはほとんどしていませんでした。
理由は、息苦しく感じる、耳掛けのひもで痒みがでる、ゴワゴワする。
私の場合、電車に乗った時だけ周囲へのエチケットのためだけにマスクをしています。
高齢者で過去にマスクの習慣化がない人は、マスクはしたくないかもしれません。
④新型コロナウイルスを軽くみている
これまで大病もせずに、インフルエンザにも罹ったことがない、罹っても重症化した経験がなければ、今回の新型コロナウイルスも軽く考えている可能性があります。
私には感染しないと思っている可能性もあります。
マスコミは騒ぎすぎると思っている私には、季節性のインフルエンザよりも重症度や致死率が低くく軽くみている高齢者は一定数いると考えます。
⑤新型コロナウイルスの流行を知らないからか
という可能性は低いものの、ゼロでないと思います。
一人暮らしでテレビを観ない人、また認知症の方もいます。
認知症の場合、新型コロナウイルスのことを理解できないかもしれません。
この可能性は一番低いと思いますが、一応候補としてあげてまみした。
⑥すでに長生きしたので、神に召されても後悔無し
高齢になると若い時よりも生に対する執着心が減少します。
感染した場合、高齢者の致死率が高いことは広く知られていますので、感染して死亡するのも天命と考えているかもしれません。
孤独に暮らしている高齢者の中には寂しく生きる意欲が弱い人も一定数いると考えられます。
ですから、⑥は現在の家族環境や生活環境にもよります。
まとめ
今回は、高齢者がマスクをしない理由について考えてみました。
高齢者に直接インタビーして聞けば手っ取り早いのですが、マスクが手に入らないからと言われても差し上げる余裕がないので聞けません。
高齢者は、若者よりも免疫力が低いので、やはり注意は必要だと思います。
まだ、全貌がつかめていない新型コロナウイルス感染症、他のインフルエンザよりも致死率が低い傾向にあることは分かっています。
しかし、予防薬や治療薬はまだ開発されていません。
人は見えない物には、強い恐怖を感じてしまいます。
特に高齢者の方は毎日の食事と十分な睡眠で免疫力を高めてください。
暇爺でした。