こんにちは。幸ちゃんです。
今回は医療保険加入後のトラブル体験談です。
10か月前に加入した医療保険に追加告知したら強制解約、しかし過去に払込んだ保険料が返金されたお話です。
追加告知をすること自体私に落ち度があります。
恥ずかしさの極み、同じようなケースで困っている人の参考になればと赤恥を忍んで記事にしました。
1年前に医療保険に加入
1年前、65歳になったのを契機に約40間加入していた生命保険を解約しました。
ちなみにこの生命保険会社には加入中に保険金や給付金の請求は一度もしていません。
生命保険を解約したものの私は高齢者、健康不安もあるため医療保険を検討することに。
そこでネットで調べ、評価が一番高い大手生命保険会社の医療保険に申し込むことにしました。
早速、加入申込書を取り寄せて必要事項を記入、二枚目の告知書も記入完了。
告知書の記入の際には約5年前に発症した心房細動による不整脈のことが頭をよぎりました。
しかし、ここ約2年間一度も発症していないので寛解したと自己判断、告知書の「過去5年間に、以下のいずれかに該当する事実がありますか」を軽視、申告記入しませんでした。
このいい加減さが後で問題になりました。
本来であれば下図のように「不整脈」にチェックを入れるべきだったのです。
その後、生命保険会社の審査が完了し、契約がスタートになりました。
なぜ医療保険の追加告知したのか
医療保険の責任開始から約10か月を過ぎた時に、約3年間発症していなかった心房細動による不整脈が再発！
忘れかけていたのに、完治していなかったことに対して大きなショックを受け今回は手術を即決しました。
同時に10か月前に加入した医療保険の告知の事が思い起こされ失望落胆。
放置しようかとも考えましたが、保険会社が過去にさかのぼって調べれば告知違反となり保険の強制解約はおろか既払込保険料も返金されません。
これから入院治療をする予定なので今のうちと思い追加告知することにしました。
追加告知には期限がありますのでご注意。
追加告知はすでに保険金を受け取ってしまった場合や、責任開始日から2年経過している時には利用できません。
私の場合は責任開始から約10か月なので期限内。
早速、加入の保険会社に連絡し追加告知を取り寄せてありのままを記入、任意の参考書類も添付して再申請しました。
追加告知した結果、医療保険を解約される
追加告知した結果、「ご契約を解除させていただくことになりましたのでご通知申し上げます」なる文書が届きました。
当然といえば当然、最初に正確に告知していれば加入は断られていたはず。
保険会社には私の不手際によりご迷惑をおかけしました。
この歳になって改めて自分の甘さを痛感した次第。
1年間払込んだ保険料が返金された
契約解除のお知らせの最後に「既払込保険料につきましては保険料振替口座に返金させていただきます」と記載され、お詫びの文が添えられていました。
お詫びをしたいのはこちら方です。
既払込保険料を返金いただけるとは有り難い。
正確に告知しなかった私に落ち度があるので誠に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
まとめ
医療保険に加入する際に告知に不備があり後日に追加告知をしたが契約を解除されました。
入院治療前であり、また責任開始から2年以内であったため過去に払込んだ保険料が全額返金されました。
最初の契約時に正確に告知していれば今回の問題は起きなかったが医療保険には加入できなかったでしょう。
今回のポイントを整理します。
・責任開始日から2年以内だったので追加告知をすることができた。契約を解除されたが既払込保険料は返金された。ちなみに契約開始日から2年を超えると追加告知はできない。
・入院手術前に追加告知をした。入院手術後の追加告知は基本的に出来ないが、医療保険を請求しなければ保険会社に分からないため追加告知ができる。ただし将来的(5年以内)に入院手術をしたのに保険請求をしなかったことが判明した時に保険会社がどう判断するかはわからない。
・入院手術後に医療保険の請求をした場合、過去の履歴を調べられて告知違反で強制解約、既払込保険料も返金されなかった。ちなみに保険会社は過去5年にさかのぼり医療機関での受診履歴を調べる。
今回は保険会社のお手を煩わせてしまったことに対し後悔の念が消えず慎重に取り組まなければと反省しきり。
今後の医療費の考え方について
仮に今回の心房細動の入院治療に医療保険が適用された場合、
(手術手当)100,000円＋(入院手当5日間)25,000円=125,000円。
毎月の保険料は5,600円なので約2年分になります。
これを機に医療保険には加入せず毎月保険料と同額を貯金することで準備することにしました。
保険に加入していなければ健康に対する意識も高まり、普段の運動の継続や食生活に注意する気持ちが芽生えます。
今後は保険に頼らない生活を確立したいと思いました。