私は66歳のシニアですが、50歳を過ぎたころから歯の大切さを認識し、かかりつけの歯科医で定期健診と歯のケアをしてもらうようになりました。
虫歯を埋めた歯、抜歯後にブリッジした箇所があるものの、食べ物を美味しく食べられています。
私は小学生の頃、虫歯を抜歯したとき、すごく痛い思いをしました。あの時の痛みは、トラウマになって今でも忘れられません。そのため、歯医者をずっと避けていました。
大人になってからは、虫歯の穴を埋めたものが外れたり、歯痛がひどくなったりしたときだけ、歯医者に行くようにしていました。しかし、歯医者に行くのはいつも怖くて、とても緊張していつも汗だくになります。
未でも歯医者に行くのは緊張しますが、歯を守るためには歯医者に通う必要があると思うようになりました。
高齢者が歯を失うこと体にどのような影響があるか考えてみます。
歯周病は歯を失う
まず歯がなくなることによって噛み砕くことができなくなり、食事の摂取量も減ります。十分な栄養を摂取できなくなり健康の維持が難しくなって体調不良を招きます。
シニアにとって歯周病は深刻な問題です。
歯周病は歯茎の炎症から歯周組織の破壊につながる病気です。
私もかかりつけ歯科医からは歯周病の兆候があると言われています。私は半年ごとに歯科医で定期健診と治療を受けていますが、治療の中心は歯石除去です。
歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊され、歯が抜けて入れ歯となります。また歯周病は口臭の原因にもなり、周囲から嫌がられます。
加齢に伴って歯ぐきの厚さが減るため、歯垢がたまりやすくなりますので定期的な歯の治療とケアは必須です。
普段の生活でも歯周病予防ができます。かかりつけの歯科医に教えてもらったのですが、毎日夜の歯磨きの時に歯間ブラシで歯垢を落としています。
歯間ブラシを習慣的に使用するようになってから、虫歯や口臭を予防できています。
歯間ブラシは50歳を過ぎた頃から始めたのでもっと早く始めて入れば虫歯を防げたと思います。
歯周病は放置してしまうと進行が早いので、治療も難しくなります。
歯周病を予防して健康な歯を維持することで、老後の生活を健康的に過ごすことができます。
老後における歯の重要性
老後になってから歯を失うと、日常生活に大きな制限が生じます。
一番は食事が楽しくなくなることです。美味しく物が食べられなくなったら毎日が楽しいはずがありません。
人と話すのもおっくうになって、会話から遠ざかりがちになったりするかもしれません。
また、社交活動にも悪影響を与えるかもしれません。コミュニケーションを行う上で、笑顔や口元の印象が大きく影響します。
歯を失ってしまうと、自信を持って笑えなくなったり、人前で話をすることが気恥ずかしくなったりもします。
以上から、老後における歯の重要性は非常に高いことがわかります。歯を失わないよう、予防策をしっかりと行い、健康な歯を保ち続けることです。
歯を失う前に予防することが一番です。歯を失わないために定期健診と歯石を除去する治療を受けるべきです。歯科医師とのコミュニケーションやアドバイスを聞きて歯の健康をキープしましょう。