齢とともに皮膚の弾力性が減少し、しわやたるみが出てきます。
私は66歳、顔にはシミが目立ち始めました。
さらに薄いシミが浮き出てきています。
若い時は日焼けした肌にあこがれもあり、日差しに肌を晒し紫外線対策とは真逆のことをしていました。
小学校時代には夏休み明けに「くろんぼ大会」なる日焼け具合を競うイベントも開催されていました。
今思うとゾッとしますが、無知もありましたが、大気圏のオゾン層は今日のように破壊されていなかったので大きな問題にはなりませんでした。
半世紀前は今では常識の紫外線対策などは誰もしていなかったと思います。
若い時のきれいな肌に戻りたいなぁ~、と思いますが叶うはずはありません。
また歳を重ねると肌が乾燥しやすくなるためかゆみの問題も現れます。
この記事では、皮膚の老化やトラブルについて、その原因や対処法、予防方法について説明します。
皮膚を美しく保つ秘訣が満載です!たるみやしわ、乾燥肌やかゆみにお悩みの方、必見です!
齢とともに皮膚の弾力性が減少する理由
齢とともに皮膚の弾力性が減少ししわやたるみが現れます。
加齢による皮膚の衰え、劣化は仕方がないことです。
肌のたるみの原因は、体内のコラーゲン産生の減少、皮膚の弾力繊維の減少、そして加齢による皮膚表面の感想などの変化です。
コラーゲンは弾力性を維持する上で重要なたんぱく質であり、年齢とともに産生が減少してしまいます。
また、肌の中にある弾力繊維も同様に激減してしまい、肌のハリやツヤが失われ、しわやたるみが生じてしまいます。
さらに、皮脂や汗の分泌量も減少するため、保湿力が低下し、肌の表面が乾燥しやすくなります。
出来るだけ早めに皮膚対策をすることで現在の状態を保つことができます。
適切なスキンケアや食生活の改善、規則正しい生活リズムなどで、肌の弾力性を維持することができます。
しわやたるみの種類
肌にしわやたるみが現れる理由には、コラーゲン産生の減少、弾力繊維の減少、そして加齢による皮膚表面の変化です。
これらの理由によって、顔や首にいろいろなタイプのしわが成長することがあるのをご存じですか?
「微細な乾燥しわ」は、肌の細かいしわであり、細かいしわはしばしば肌の色に合わせて現れます。
「表情しわ」は、目や口の周りの肌のしわであり、長い時間使ったお悩みや笑顔のせいで、出現することがあります。
「重力によるたるみ」は、肌の重力に従って低下し顔全体に影響を与えます。加齢によって肌の繰り返される睡眠姿勢によって、しわが形成されることもあります。
しかし、これらの問題は予防可能です。
たんぱく質、ビタミンC、亜鉛を摂取することで、肌を強くし、紫外線から守ることができます。
また、たばこは肌を悪化させるため止めましょう。
さらに、規則正しい生活リズムを保つことで、肌の弾力性を保つことにプラスに働きます。
乾燥肌の問題と対処法
冬になると、空気はとても乾燥するため、肌が乾燥するのは当然のことです。
しかし、一年を通して乾燥している肌は要注意、肌が突然かゆみを引き起こす場合があります。このような症状がある場合は即刻対処する必要があります。
「乾燥体質」とは代謝が落ちた状態で、皮脂分泌量も少なく、水分量も少なく、角質層が薄くなっている状態です。
乾燥肌の方は、加湿器を使って湿度を上げることで肌の乾燥を防げます。
化粧水と保湿クリームは必須です。化粧水は肌にパックするようにして、保湿クリームは肌がしっかりと貼りつくようにして塗りましょう。
洗顔の際には,例えば洗顔料をこすりすぎないで泡を転がす感じです。
洗顔後に顔を乾かす場合はタオルで叩き上げるくらいにしましょう。
このようなシンプルな方法でしっとりとした肌を保つことができます。
肌のかゆみの問題と対処法
生活の中で大きなストレスを引き起こすかゆみは、様々な要因によって引き起こされます。
簡単に制御できる要因と、簡単にはコントロールできない要因もあります。
簡単に制御できる問題としては、かゆみを引き起こす肌の刺激物には、化粧品、洗剤、石鹸などがありますので、これらの刺激物を避けることが、かゆみを防ぐことが可能です。
また、正常な睡眠、ストレス管理、バランスの取れた食事などでもかゆみを減らすことができます。
かゆみを鎮めるためには、保湿剤、クールシャワー、炎症を鎮める薬などがあります。
しかし、これらは短期的な解決策に過ぎません。
かゆみが長期間続く場合は、皮膚科などの専門医に相談することをお勧めします。
皮膚の弾力性を保つための予防方法
齢とともに皮膚の弾力性が減少し、しわやたるみが現れるのは仕方がない部分もあります。
しかし、少しでもきれいな肌を保ちたいものです。
対策として栄養素はとても重要であり、特に肌を形成しているたんぱく質、そして肌を攻撃する活性酸素を取り除くビタミンC、さらにたんぱく質の合成に必要不可欠な亜鉛が重要です。
これらの栄養素は、コラーゲンやエラスチンの生成、そして健康な皮膚細胞の維持に必要なものです。
また、外出する前に日焼け止め使用して、極力日焼けを避けましょう。
さらに、たばこは肌の弾力性を落とすことがわかっており、健康にも悪影響を与えるため止めてください。
規則正しい生活リズムを保つことも大切です。
ストレスは肌に悪い影響を与えるため、十分な睡眠をとり、運動することは、肌にとっても良いことです。
以上の予防策を取り入れることで、肌の弾力性を維持し、しわやたるみを予防することができます。
まとめ
齢とともに皮膚の弾力性が減少し、しわやたるみ、乾燥肌、かゆみの問題が起こります。
しかし、紫外線対策や亜鉛、タンパク質、ビタミンCの摂取、規則正しい生活リズムを保つことで、予防することができます。
少しでも長くきれいな肌を保つためには日々の努力も必要です。