シニアにとって水分の摂取は重要です。
私は朝食と昼食後にはコーヒーを習慣的に飲んでいますが、夜のコーヒーはカフェインの関係で避けています。
食後に適切な飲み物を選ぶことは、健康の維持に役立つと考えます。
コーヒーには抗酸化成分、緑茶にも体内の活性酸素を除去する抗酸化成分が含まれています。
しかし、コーヒーも緑茶もカフェインが多く含まれているので注意が必要です。
今回はシニアが食後に適した飲み物について記事にしました。
コーヒーや緑茶について
シニアの方でコーヒー党は多いのでないでしょうか。
コーヒーの健康効果は様々な研究結果で立証されて広く知られています。
ちなみに、コーヒーは消化器系のがん、糖尿病、うつの予防効果が認められています。
他の研究では、コーヒー2杯程度を学習した後に飲むと記憶力が向上するという報告がされています。
夕食の後にどうしてもコーヒーが飲みたい時はノンカフェインのコーヒーにすれば良いです。
では緑茶はどうでしょうか。
緑茶も抗酸化物質が含まれていて活性酸素の除去に有効に働きます。
金沢大学の研究では、毎日、1杯の緑茶がアルツハイマー型認知症を予防すると報告しています。
ただし、緑茶を毎日3杯以上摂取すると、食道がん、胃がんが増加すると愛知県がんセンターから報告されています。
コーラーなどの人工甘味料添加飲料では、アメリカ国立衛生研究所の26人の疫学調査結果によると、人工甘味料の摂取が多い人ほどうつ病発症のリスクが高まるという結果もあります。
何事もほどほどが良いということですね。
老化と栄養補助飲料
シニアは老化によって栄養素の吸収が悪くなっています。
必要な栄養素を摂取するために栄養補助飲料を利用することも視野に入れた方が良いかもしれません。
特に、活性酸素を抑え、除去する抗酸化成分を含む飲料は老化や病気を抑える効果があります。
しかし、健康に良いと過剰に摂取することは逆効果となる場合もありますので、シニアの場合は特に注意が必要です。
シニアの心臓疾患と飲み物
血圧を下げる栄養素は、カリウムやマグネシウム、カルシウムです。これらの栄養素を豊富に含む野菜や果物ジュースなどがおすすめです。
果物は健康に良いのは確かなようですが、糖分が豊富に含まれているので過剰摂取には要注意です。
いずれにしてもリスクの高い飲み物を過剰に摂取するのは避けるべきです。
また塩分や脂肪分などの多いものは全般に注意していくことが大切です。
シニアの便秘と水分補給
高齢者には深刻な問題として便秘があります。
原因はさまざまで、運動不足や加齢による腸の動きの低下、つまり消化機能の低下などが考えられます。
便秘を解消するには水分補給が非常に重要です。
水は便秘解消に必要不可欠な役割を果たします。
腸内に水分がないと、腸内の排泄物が硬くなってしまい、排便の際に痛みや苦しみを感じることがあります。そのため、便秘症状を改善するためには、1日に十分な量の水を摂ることが大切です。
また水分不足による問題は、便秘だけでなく、さまざまな健康リスクをもたらします。
高齢者は喉の渇きを感じにくくなっているため脱水症状のリスクが高く、体内の水分量が減少すると、めまい、熱中症、尿路感染症などを引き起こす可能性があります。
食後の飲み物も大変重要ですが、食事の時は汁物やスープを飲むなど少しずつでも水分補給を心がけることが大切です。
結論
日本栄養士会によると、シニアには日常的な水分補給が必要であり、適切なバランスを保つために飲み物を工夫する必要があるとされています。
加えて、糖分やカフェインの取りすぎは健康に悪影響を及ぼすため避けるようにしましょう。
適切な飲み物は、水、緑茶、コーヒー、健康的な栄養補助飲料であると考えられています。
加えて、日中や目覚めの水分補給を怠らず、健康管理をすることが重要でするね。