本日、3月11日は東日本大震災から9年です。
私は地震が起きた当時、勤務先の会社で会議に参加していました。
突然、今まで経験した事がない程の大きな揺れに居合わせた社員一同騒然となり、ビルが大きく揺れこのままビルが倒れるのではないかと恐怖で生きた心地がしなかったのを覚えています。
あれから9年も経過した被災地の東北では未だに仮設住宅に住んでいる人がいることを考えると、災害の大きさと人々の及ぼす影響の大きさを改めて思い知らされます。
新型コロナウイルスについて
東日本大震災はいわば極地的な災害でしたが、今回の新型コロナウイルスは全世界的な災害です。
収束が見えない新型コロナウイルス、世界的な広がりに不安を感じる毎日です。
歴史的には何度か未知のウイルスや細菌が蔓延して死者を多数出してきました。
現在、生存している私たちは、いわばウイルスなどに勝った先祖のDNAを引き継いでいます。
よつて、強い種が生き残っていると言えるかも知れません。
一説によると、世界の人口が増えてくると感染症が発生して人口を減らす様に働くそうです。
もしかしたら、人口が増えすぎるとウイルスや菌とって都合が悪いので、人類に戦いを仕掛けているのかもしれません。
未だに世界のどこかで争いごと、戦争が続いていますが、戦う相手が違うのではないでしょうか。
戦う相手は人ではなくウイルスです。
現在の、新型コロナウイルスの悪性度はまだ明確を分かっていません。
感染を繰り返す内に突然変異を起こして、レベルアップして悪性度が更に高くなる事もあるそうですから、油断は禁物です。
かなりの強敵の可能性も捨てきれません。
政府は対策は完全ではないが良くやっている
テレビでは、加藤厚生労働大臣が今回の政府の封じ込め対策について、ほぼ毎日対応に迫られていますが、大きな失言もなく淡々と落ち着いた態度で立派だと思います。
一つの封じ込め対策を発表すれば、マスコミや野党はバッシングして好き勝手な意見を言っているように思えます。
しかし、現在の敵は、政府ではなく新型コロナウイルスです。
政府の対応が少し後手に回ったのも事実だと思いますが、今その事を非難しても始まりません。
いかに、日本国民が政府の方針に従い、新型コロナウイルスの撲滅に力を合わせる時期だと思います。
もちろん、今回の新型コロナウイルスは、日本だけの問題ではなく、各国が協力してこの試練を乗り越えなければならない時です。
近年、国単位で他の人種を拒む排他的な動きが加速していますが、そんな中で発生した新型コロナウイルス、人類の免疫と叡智が試されている時かも知れません。
新型コロナウイルスの世界的な拡大に伴う各国の入国制限は、各国には国民を守る義務があるため仕方がない事です。
しかし、新型コロナウイルス対策については国境を超えて研究結果の共有や種々の情報交換を積極的に推進し、ウイルスの撲滅に取り組まなければいけない時だと思うのです。