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シニアになっても色々な事にチャレンジ、自分探しはとても幸せで奇跡の時間です。日々体力の衰えを感じながらも今日出来る事を一つずつ積み重ねていきたいと思います

若い人にキレる高齢者の性格|老害と言われないために

すぐキレる高齢者が増えています。

平成29年版の法務省の犯罪白書では、

60歳以上の高齢者10万人当たりの傷害や暴行の検挙件数が20年前の10倍以上に増え、更に増加傾向となっています。

若い人にキレる高齢者の性格|老害と言われないために

時々、街中で若い人に対してキレている高齢者の姿を見かけます。

本来であれば、キレている若者を諭す立場の人なのに。

お店で高齢者がキレて、若い店員に食ってかかっている姿を見たのは一度や二度ではありません。

サービス業に就いていたので、高齢者のキレた姿には時々遭遇しました。

すぐキレる高齢者がどんな人生を歩んできたのか、おおよそ想像がつきます。

老害と言われても仕方がありません。

高齢者がキレる理由は、自分の事をないがしろにされ、かまってもらえないと感じた時でしょう。

自分中心に世の中が回っていると勘違いしています。

会社に勤めていた時は部下も気をつかってチヤホヤしてくれたでしょう。

会社をいったん定年退職すれば、高齢者は、ただの高齢者です。

そのことに気付いていない高齢者がいるのです。

特に日本の高齢者はキレやすいといわれています。

海外では加齢とともに考え方が穏やかになって気が長くなるというのが高齢者に対する認識です。

これは脳科学的にも証明がされています。

日本の高齢者は自分の感情をコントロール出来ていないといわれています。

昔から日本の会社組織は軍隊の指揮系統である上意下達を取り入れてきた影響もあると思います。

このようにキレる高齢者はどんどん孤立していきます。  

キレやすい高齢者の性格を見ていきます。

キレる高齢者はプライドが高すぎ

「接客態度が悪い!」

高齢者の怒りの声が響き渡ります。

受付の女性の接客を批判している高齢者です。

本人は「世直し」、「水戸黄門様」のつもり、部下に指導するような言い方です。

会社では、部下に怒れば「申し訳ございません、誠にすみません」と謝罪される立場であったのです。

会社を辞めて社会に出れば、そんな権威は全く通用しませんし、ちやほやしてくれる人もいません。

自分が無礼をされていると思い、周囲からそんな風に見られていると思い込み腹を立てるケースもあります。

プライドを傷つけられたと勘違いしているわけで「オレの事を何様だと思っているんだ」となるのです。

人前でキレる高齢者は、おおむね世界が狭く小心者が多いと考えられます。

こういった高齢者は「オレは悪くない」と思っています。

はたから見たら老害でしかありません。

キレる高齢者は視野が狭すぎ、自分が正しいと思いすぎ

会社組織での立場を社会にも当てはめようとしているのです。

視野が狭いとしかいいようがありません。

組織では、常に自分が正しいと思い込んで部下に指導していたのでしょう。

しかし、社会の人は会社と同じような利害関係はありません。

キレることで思い通りにしたい

キレる高齢者は、会社で怒ることで強引に進めてきた過去があります。

キレる高齢者は社会でもその手法を使っているわけです。

キレて、相手に恐怖を抱かせることで自分の思い道理に事を運ぼうとする大変卑劣、軽蔑すべきです。

そんな方の周囲には人がこなくなり孤立へとすすみます。

もちろん、結婚していれば、退職と同時に妻も逃げるでしょう。  

キレる高齢者は妻からも嫌われている

キレる高齢者は家庭でも同様にキレます。

社会でキレる高齢者は、

定年退職後も妻に対して同じ振る舞いを続けていると推測されます。

リタイア後に家庭の事は妻の仕事と思い込み「誰が食わせてきたんだ」と発する人もいます。

妻は、長年にわたり子どもがいるからと我慢してきたわけです。

暴言はパワハラとして訴えられる

最近は、パワハラやセクハラ、モノハラなどハラスメントとしてはっきりと認識される世の中になっています。

暴行や傷害までには至らなくても、激しい暴言でも訴えられる可能性があります。

ハラスメントは、それを受けた方の精神的苦痛が基準となります。

暴言を受けたことで精神的なダメージ大きく、受付に立てなくなった。

会社に行けなくなった。

などで心療内科を受診しているケースもあります。

世の中もハラスメントに対して敏感でり、厳しくなつているのが実情です。

キレている姿はみつともないと認識すること

では、キレない高齢者になるためはどうしたら良いのでしょうか。

気持ちが落ち着いて、リラックスしている時に自分を見つめ直してみましょう。

自分がキレている姿を第三者の立場になってその状況を想像してみてください。

他人には老害としか映らないのです。

高齢者であれば、他人がキレて誰かに激しく詰め寄っている姿に出くわしたことがあるでしょう。

その時に、みっともない姿だと思えましたか?

もし、みっともない、恥ずかしい事だと思えなければ、改善することは難しいでしょう。

冷たい言い方ですが、そのままで生きていけば良いと思います。

結婚していれば、リタイア後に妻に逃げられ、間違いなく孤立し孤独になるでしょう。

妻に感謝することを始めよう

妻とはうまくいっていると思っているのは夫ばかりです。

キレる夫に対して妻は爆発寸前で、いつ離婚をしようかと考えています。

結婚した当時は、確かに夫のことが好きだったでしょう。

時間がたてば愛も消えて、生活のため、子どものため、という理由で夫に尽くしてきたのです。

男性は女性に比べて鈍感なところがあります。

夫は、夫婦間がうまく行っていると思い込んでいる人が多いのです。

男性は「オレは家庭のために働きつくしてきた」と思ってしまう傾向があります。

心に手を当てて過去を思い返してください。

やましいことが幾つか思い浮かびませんか?

大いに反省して妻の信頼を取り戻しましょう。

やましい事の内容を妻に伝える必要はありません。

男性と女性の過去の出来事に対して感情は基本的に異なります。

過去の事が高齢の夫婦になって刃傷沙汰になったケースもあります。

夫は心の中で悔い改めて反省すればよいのです。

今からでも遅くないので、妻には常に感謝の気持って接して大切にすることです。

特にリタイア後は、

奥様が一人でやってきた洗濯や掃除、料理、皿洗い、など出来ることを何でも積極的に手伝いましょう。

奥様の大変さが分かるはずです。

妻に対して愛していると伝えるのは、今さら恥ずかしいという気持ちもわかります。

女性は男性と違って愛されている確認が必要なのです。

妻から「今さら何を言ってんの、何の魂胆があるの」と返ってくることもあるでしょう。

その時に真面目な顔で日頃の感謝を言葉にして伝えましょう。

「いつもありがとう」   「愛しているよ」

若い人にキレる高齢者の性格|老害と言われないために まとめ

すぐにキレる高齢者は、今一度自分行動を振り返ってみましょう。

反省し心を入れ替えないと孤独へ一直線です。

家庭では、これまで妻に与えてきた苦痛を深く反省すべきです。

妻の長年の苦労に心の底から感謝の意を表しましょう。

その感謝を行動に移すことで、もしかしたら熟年離婚を回避できるかもしれません。

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