筆者は66歳、朝立ちを自覚したのは半年前だったか。60歳を過ぎてからはほとんど朝立ちの記憶はありません。
83歳の俳優のアル・パチーノが29歳のガールフレンドを妊娠させたニュースが飛び込んできた、なんとこんな高齢でもベッドでも現役で躍動し子孫を残す能力があるんだと。
朝立ちは、英語で「Morning wood」、言い得て妙である。
西洋のことわざに「白い雪が屋根をおおったとしても、家の中の暖炉が燃えないわけではない」があります。
白髪となっても、性欲は消えることなく、メラメラとそれなりに熱く燃えている方もいるのです。
私はといえば、最近は朝方は体が重くさえ感じ、朝立ちどころか寝起きも良くない日が続いています。
しかし、同年代の会社の同僚に聞いたところ時々朝立ちがあるらしいのです。
中高生のころは毎朝、朝立ちしていた記憶があるので若さのバロメーターかもしれません。
一方で、60歳代で夢精する人もいるようですし、80歳代になっても1割くらいに人が朝立ちを経験しているというデータもあるので、私には驚きと羨望しかありません。
ただし、専門医によると男性は40歳を過ぎるころから、もし月に一度も朝立ちがないようであれば、即、診断を受けるべきだと警鐘をならしています。
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そこで、今回は朝立ちが若さのバロメーターなのか調べ、記事にしました。
朝立ちは年齢に関係あるのか？
私は、歳を取れば性欲が減少して朝立ちもなると思っていました。
しかし、実際は朝立ちは年齢と関係なく起こる現象のようです。
シニアの朝立ちが少ないのは男性ホルモン、テストステロンの分泌が減少するためです。
テストステロンは睡眠中に作られますので睡眠が充実しているシニアは朝立ちを楽しんでいるかもしれません。
でも男性ホルモンが少なくなると、性欲や精力が低下しますが、朝立ちが完全になくなるわけではないようです。
運動を継続しているシニアは朝立ちの発生率が高いというデータがあります。
これは、筋トレにより男性ホルモンの分泌が増加、さらに血流や血行も改善して朝立ちにつながります。
私は、毎日、スクワットと腕立ての筋トレを継続していますが、朝立ちはほとんどありませんので体質もあるのではと思います。
インポテンツの改善薬「バイアグラ」は血管を広げて末端への血行を改善して血流を促進する作用がある薬だと記憶していますので、記憶が正しければ筋トレと朝立ちの関係はうなずけます。
年齢とともに朝立ちが減少するのは仕方がないことですが、シニアでも常に筋トレをして健康な生活リズムを保てば朝立ち再来の可能性があると思います。
朝立ちは免疫力を高めるという研究結果もあります。
朝立ちが健康に与える影響は？
朝立ちは、健康に与える影響が大きいとされています。
陰茎はたくさんの毛細血管が走っていますので、朝立ちをする人は血流が良いと言えます。
陰茎の血流が改善されることで、陰茎の健康を維持できるため、性的機能やストレス解消、免疫力向上に役立つという研究結果があります。
頻繁な朝立ちは陰茎の健康を維持し、陰茎の血流が改善されることで、神経や血管の損傷を予防し、免疫力を高めるというわけです。
また、朝立ちにはストレス解消や免疫力向上などの健康効果があるようなので朝立ちを促すことは重要のようですね。
朝立ちは若さのバロメーターとは言えないまでも、健康のバロメーターといえるかもしれません。
シニアの朝立ちが減少する理由
加齢による男性ホルモンの減少やストレス、生活習慣の乱れなどが朝立ちの減少につながることが知られています。
年齢を重ねるごとに、体内で分泌される男性ホルモンの量が減り、陰茎の血流が悪くなることで朝立ちが減少します。
また、シニアの一人暮らしの場合、孤独のストレスや、過剰なアルコールの摂取、運動不足、過食などで朝立ちの減少に影響を与える要因となります。
積極的に外出するなど行動して、健康状態に気を配り、適度な運動や栄養バランスのとれた食生活、ストレス解消などを心がけることが、朝立ちの改善につながるかもしれません。
ニンニクを牛肉や豚肉と一緒に食べると男性ホルモンのテストステロン値が増加することが報告されています。
ニンニクに含まれているアリシンが滋養強壮効果がありますが、長ネギや玉ねぎ、ニラなどにも含まれています。
結論
朝立ちは健康状態を表すバロメーターの一つとして重要だと言えます。
運動やバランスのとれた食生活、ストレス解消などが、朝立ちの改善につながります。
また、朝立ちが頻繁に生じ、硬さも持続すると健康状態が良好であることを示唆します。
一方、朝立ちが全く生じなくなると、血流や血行が悪くなっている可能性もあり、健康状態に問題があるかもしれません。
私のかかりつけ医に聞いたところ「40代で朝立ちが起きなくなると、糖尿病の末梢神経障害、動脈硬化症、陰茎動脈血栓症、自律神経失調症、男性更年期の可能性もある」のだそうです。
自分自身の健康管理の一環として、筋トレの継続、日々の食生活や生活習慣、ストレスの管理に注力し、健康な朝立ちを手に入れたいものです。