66歳シニアがノルディックウォーキング講習会に参加してきました。
ノルディックウォーキングとはノルディックポールを両手に持って歩いたり、走ったりする北欧フィンランドで考案された運動です。冬季オリンピックでのノルディックスキーは広く知られています。
講習会に参加した感想は、ノルディックウォーキングの運動量の大きさと筋トレ効果に驚きでした。
私が参加したのは地区センターが主催した「高齢者のための初心者ノルディックウォーキング講習会」、場所はとても緑豊かな公園で、ウォーキングには最適な環境でした。
講習会では、まずノルディックウォーキングの基本的な歩き方を学びました。手に持つポールを使って、足と手の動きをリズミカルに合わせることで、より効果的な歩行するのです。
私には最初は難しくうまく歩けず、足と手が交互に出さなければいけないところ、右手と右脚が一緒に出てしまう、難波歩きのようなフォームになり、他の参加者を笑わせてしまいました。
先生の指導の下で何度も練習するうちにスムーズにウオーキングできるようになりました。
次の動画の講師は冬季五輪ノルディック複合金メダリスト荻原健司さんです。ノルディックウォーキングの基本を解説しています。
地区センターの講習会は初めての方でも参加しやすいように、とても優しい雰囲気で行われました。
参加者同士で声をかけ合ったり、励まし合ったり、これが初心者でも挫折せずに続けられる秘訣かもしれません。
私はこの講習会で、ノルディックウォーキングの楽しさと健康への効果を知り習慣化したいと思いました。
ノルディックウォーキングの運動効果に驚き
ノルディックウォーキングは、健康によい運動法として参加者が増えいるそうです。
ノルディックポールを使って実際に歩いてみると、いくつかの効果を実感することができました。まず第一に、背筋が伸びて上半身の動きが活発になります。これにより、全身の筋肉がより効果的に使われるようになりました。さらに、歩幅も伸びるため、運動量の多さに驚かされました。
ノルディックポールは4つの支点で地面に着地するため、歩行が安定します。これは、特に足腰に負担を感じる高齢者にとっては非常に良いと思います。歩くときのバランスを保ちやすくなるため、膝や腰への負担も軽減されることを実感しました。
そのため、膝や腰に不安を持っている高齢者にとって、ノルディックポールは最適な選択肢だと思いました。ノルディックポールを使うことで、安定した歩行が可能になり、運動量も増えるため、健康維持や体力向上に役立つことが期待できます。
足腰に不安のある高齢者は杖の代わりに両手にノルディックポールを持って歩けば背筋が伸びて猫背にならず、転倒せずに安全に歩行できます。
運動量は歩行の2割増、筋肉への刺激は約10倍
普段の歩行では使っていない筋肉を無意識に使うため、効率よく体を鍛えることができると感じました。ちなみに運動効果は普通の歩行の2割増し、研究の結果では腕の筋肉への刺激は約10倍ださうです。
講習会の終了後に腕がだるく疲れたことに納得、日頃使っていない腕の筋肉を使ったからです。
ノルディックウォーキングは有酸素運動でもありますので、ダイエットにも効果があると教えられました。運動量が多く、脂肪燃焼に効果があるからだそうです。
さらにストレス解消にも最適だと感じました。自然と触れ合うことでリラックス効果があり、ストレスを発散することができました。
講習会は初心者でも問題ない内容となっており、インストラクターの方が丁寧に教えてくださるので、安心して参加することができました。もちろん、無理をせず自分のペースで取り組めば問題ありません。
ノルディックウォーキングは、季節を問わず楽しむことができます。春は桜が咲き誇り、夏は涼しい風が心地良いですし、秋には紅葉が見られます。自然に触れながらのウォーキングは、健康への意識が高まります。
講習会参加のメリットとデメリット
ノルディックウォーキングは楽しいとは言え、始める前にはメリットとデメリットについてよく考える必要があります。そこで、私が講習会に参加した経験から、参加のメリットとデメリットを紹介したいと思います。
まず、メリットについては、健康への効果が挙げられます。筋力アップやダイエットにも効果的で、ストレス解消にも役立ちます。私は一人で参加しましたが、中には友達と一緒に参加している人もおり、笑いながらとても楽しそうでした。更に、季節によって変わる景色を楽しむことができ、健康への意識も高まります。
一方、デメリットについては、挫折してしまうことがある点が挙げられます。ノルディックウォーキングは負担が少なく、初心者でも問題はありませんが、逆に飽きてしまう恐れがあると感じました。また、まだ広く普及していないため人目を気にし、ポールを持って歩く恥ずかしさもあると思います。
以上が、私が講習会に参加して実感したノルディックウォーキングのメリットとデメリットです。
参加を検討する際には、よく考えて判断してみてください。
結論
ノルディックウォーキング講習会に参加した私。緑豊かな公園、身体のバランスを重視したウォーキング、健康への効果を実感することができました。
ノルディックウォーキングは、健康的な生活を送りたい方にはおすすめの運動法です。筋力アップやダイエット効果、ストレス解消にも効果的なだけでなく、友達と一緒に参加すれば楽しさも倍増です。
足腰に不安のある高齢者は杖の代わりに両手にノルディックポールを持って歩けば背筋が伸びて猫背にならず、転倒せずに安全に歩行できると感じました。
私の場合は効果を実感したので、少しずつ続けることでノルディックウォーキングが習慣化できそうです。
ノルディックウォーキングの健康効果のまとめ
有酸素運動の促進
ノルディックウォーキングは有酸素運動の一種であり、心肺機能を向上させる効果があります。適度な強度で行われるため、心拍数が上がり、血液の循環が良くなります。これにより、体内の酸素供給が増え、全身の代謝が活性化されます。
全身の筋力アップ
ノルディックウォーキングでは、腕や肩、背中、腹部、および下半身の筋肉をバランスよく使います。ポールを使って推進力を生み出すため、特に上半身の筋力アップに効果的です。また、脚の筋肉にも負荷をかけるため、筋力の増強や筋肉のバランス改善にも役立ちます。
関節への負担軽減
ノルディックウォーキングでは、ポールを使用することで体重を分散させ、関節への負荷を軽減します。特に膝や腰に不安を抱えている人にとっては、歩行時の衝撃を和らげる効果があります。
カロリー消費の増加
ノルディックウォーキングは通常の歩行よりもエネルギー消費量が高いとされています。ポールを使うことで上半身の筋肉を効果的に使い、全身の運動量が増えるため、カロリーの消費が増加します。これは体重管理やダイエットに役立ちます。
転倒を予防する効果
足とポールの4つの支点により、歩行時の安定性が増します。ポールを地面に突き立てることで、追加の支持点が生まれ、バランスがより安定します。これにより、滑りやすい地面や不安定な環境でも転倒しにくくなります。
心理的なリラックス効果
自然環境やアウトドアでの活動は、ストレスの軽減や心身のリラックスにつながるとされています。ノルディックウォーキングは屋外で行われることが多く、自然の中でリラックスしながら運動することができます。