先日、家内の友人から箱根名物「ビリうま大根」を頂きました。
「ビリうま大根」は、割り干し大根を甘辛いつけ汁に漬け込んだものです。
大根を短冊切りにして天日干しにすことを「割り干し」と呼ぶらしい。
早速、その日の夜の晩酌の当てにしました。
この「ぴりうま大根」、日本酒の熱燗にぴったり、
甘辛味で、カリカリと歯ごたえが絶妙の漬物です。
日本酒の当て、ご飯の友、弁当にも相性が良く、
最高の漬物です。
あっという間に食べてしまい、
家で「割り干し大根の漬物」を作ってみました。
簡単でとてもうまい!
「割り干し大根の漬物」の作り方
割り干しは「5日~1週間程度」
近くのスーパーで大根を買ってきました。
割り干しにすると、日に日に水分が飛んで、大根は縮んで小さくなります。
短冊切りは少し大きめでも良いかも。
写真は割り干しを始めて4日目、水分が飛び、かなり細くなりました。
更に天日干し、下の写真は7日目。
すっかり水分が抜けカラカラ状態です。
これで、割り干し大根の出来上がり!
割り干し大根を水に20分ひたす
まず、乾燥した割り干し大根を水洗い。
次にボールに水を取って、約20分間ひたします。
最初、水に浮いていた割り干し大根は水を吸収して沈んでいきます。
割り干し大根のつけ汁を作る
割り干し大根を水にひたしている間に、割り干し大根を漬けるつけ汁を作ります。
材料は次の通りです。
○ショウガの千切り 1片
○昆布の千切り 適量
○いりごま 適量
○砂糖 大さじ1
○砂糖 大さじ1
○醤油 大さじ2
○酢 大さじ3
割り干し大根につけ汁を加える
水から取り出した割り干し大根をしっかりと絞り水分を除きます。
ジップロックに割り干し大根を入れて、つけ汁を加え、
ジップロックの口をしっかり閉じて、冷蔵庫に丸1日、漬け込みます。
「割り干し大根の漬物」の出来上がり
前の夜に漬け込みましたので、「割り干し大根の漬物」の出来上がりです。
お酒、熱燗の当てが一品完成しました。
カリカリと歯ごたえも良く、かなりおいしいです。
ご飯の友にも最高
ご飯の友としても最高においしいですよ。
まとめ
当然のことながら、味と歯ごたえは、本家本元の箱根名物「ピリうま大根」にかないませんでした。
しかし、うまい「割り干し大根の漬物」を簡単に作ることができます。
白菜の漬物に比べ、日数はかかりますが、完成を待つのも楽しいものです。
自宅で作る時のポイントは、天気の良い日に天日干し、湿気の多い場所に置かないことです。
もちろん、雨の日は干せません。
夜は室内に入れておきます。
自宅で作った時は、連日の秋晴れに恵まれました。
割り干し大根は、細く縮んでいるので、水分を吸引するのも速く、一夜漬けでもしっかり漬かります。
そろそろ熱燗が恋しい季節です。
当てを自分で作ってみると、日本酒をよりおいしくいただけます。
一度、チャレンジしてみてください。