定年退職後に妻から離婚を迫られるケースが増えているそうです。
わが身に置き換えても、リタイア後に離婚して1人で暮らすとなると、会社とのつながりも切れ、その寂しさは計り知れない。
離婚しなくても何れ夫婦のどちらかが先に亡くなり一人残されることになるが、離婚の方が精神的なダメージが大きいかもしれません。
リタイア後の家庭内の担当を考える
リタイア後に家族に嫌われ煙たがれてお荷物にならないように、今から家での役割を考えおいたほうが良い。
リタイア後は、時間は持て余すほど十分にあるので、趣味や旅行など気の向くままに色々なことが出来るようになります。
しかし、妻が家事をしている時に、自分は何もせずに家でゴロゴロしているのは、もったいないし、また嫌われてしまう。
妻から、「ちょっとお風呂洗って」とか「洗濯物取り入れて」とか「ちょっとスーパーで〇〇買ってきて」など頼まれたら、「ハイよ!」とばかりに気持ち良く応じたいもの。お酒のつまみが一品増えること請け合いです。
避けるべきは、頼まれた時に「何でやねんオレが(関西弁で恐縮)」、「せっかくリラックスしている時に」などと思いながら、グズグズしていると、妻の機嫌が悪くなって言い争いになるでしょう。
そして共に不幸な時間を過ごすことになります。
こんな状態がたびたび起これば充実した時間となるはずのリタイア後が台無しになるばかりでなく、三行半を突きつけられ憂いき目を見ることになるので要注意。
リタイア後には気持ち良く過ごすためにほんの少しの努力が必要だと思います。
家庭権を獲得すること
そこで、リタイア後のシニアは家庭内で自分が担当することを決め、確実に実行することで信頼され市民権ならぬ家庭権を獲得することができると思います。
担当する仕事は出来れば簡単な事ではなく、オレしかできない事、又は家族が嫌がっているトイレ掃除などを提案します。
家庭内を小まめに点検すれば、いろいろと活躍できる所が見えきます。
家庭の保善係になったつもりで、積極的に関わってみては。
網戸を交換してみた
今年の夏は、網戸の網を交換してみた。ベランダに出たペットの犬が時々部屋に入れずに爪を立てていたが、ついに網を破ってしまったのです。
いつかは破れると思っていたのでリタイア後のリハーサルの気持ちで修理しました。
妻は福岡に帰省していた時です。
今年の夏は気温が高すぎて、蚊はほとんど飛んでしなかったが、東急ハンズで網戸の網とカッターを買ってきて張り替えました。
網戸を張替えたら、壁の汚れも気になるようになりました。
壁紙を張り替えてみた
ついに張り替えに挑戦しました。
白一色だった壁紙をツートーンカラーに張り替え、少しハイカラに。
しかし、壁の張替えは寸法が微妙に合わず、思っていたよりは難しく苦戦しました。
遠目からだと気が付かない程度だが、近づいてみると。
少しずつズレているが、このくらいはご愛嬌ということで勘弁してもらった。
壁のコーナーやスイッチの部分が意外にも難しい。また、粘着力が低く時間が経つと捲れてくるので、再挑戦しようと思います。
玄関の床は、かなり傷んでいたので、茶系に張り替えました。一部に出っ張りがあったので、長さを調整するのに少し苦労したが、運よくはまってくれました。
ここはキレイに仕上がり、妻にも褒められました。
ペーパーホルダーが壊れた
1日に何回かお世話になるトイレのペーパーホルダー、芯を支える部分が外れてしまったので、洗面台の下の棚に埋もれていたボンドのお世話になって元に戻しました。
クマさんの模様が入った陶器の蓋がついたが、陶器が割れてしまって危ないので処分。
陶器がはずれて渋めの木のペーパーホルダーのみになり長持ちしています。
年季が入って愛着もある、若い時であれば壊れたら新しい物と交換していたと思うが、長持ちしてくれることが楽しい年齢になりました。
歳を重ねると顔にシミやシワが出来るのは嬉しくないが、物を大切にして長く使えていることが楽しいものです。
いざという時の我が家のジェームズボンドに感謝。
まとめ
リタイヤ後は家庭の営繕係を担当して存在感を示そうと思っています。
家族から煙たがられたり、お荷物だと思われることは避けたい。
洗濯や炊事なども嫌いではないので分担しようと思います。
夫婦どちらが先にあの世へ行くか分からないが、自分が残ったとしても、家の事は自分でしなければならない。
そろそろリタイア後の準備に取りかかっています。
幸爺でした。