還暦を過ぎた頃から、人の名前や新しい単語が覚えられなくなりました。
歳のせいだからとかたずけて良いものやいのか、と自問自答してみる。
「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。
「認知症」とは、さまざな原因により脳細胞が死んだり働きが悪くなって記憶・判断力の障害が起こり、生活に支障をきたす病気であり、「加齢によるもの忘れ」とは違います。なので予防することが重要なのです。
シニアにとって、認知症は深刻な問題ですが、脳トレをすることで予防することができるのです。
そこで脳トレについて調べてみました。
脳トレとは
脳トレとは脳に良いとされる活動のことです。
なぜ脳トレが必要なのか?
脳は使わなければ衰えてしまいます。年齢と共に脳の機能は衰えますが、脳トレをすることでその衰えを遅らせることができます。
とはいえ、脳トレはつまらなくて続かないと意味がありません。楽しんで脳トレをすることが大切です。さまざまな種類の脳トレがありますが、自分に合った方法を見つけて、毎日継続することがポイントです。
言葉遊びやクロスワードパズルなど、楽しく手軽に取り組める方法があります。手先を使う作業も認知症予防に効果的です。
Dr.脳トレによると、脳トレには海馬、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉、脳の5つの部位をそれぞれ鍛える合計80種類以上の脳トレメニューが用意されています。Dr.脳トレは種類がたくさんあり簡単に楽しく取り組めます。
また、色々な音楽とふれあうことも脳トレになるので、音楽を聴いたり演奏したりすることもおすすめです。ただし、脳トレは楽しく続けることが大切。無理をしてストレスを抱えると逆効果なので、自分に合った方法で続けるようにしたものです。
高齢者向けおすすめ脳トレ15選|具体的な方法・認知症予防の効果についても解説
記憶力向上のための脳エクササイズ
脳エクササイズは、記憶力を向上させるために有効な方法の1つです。
短い数字の列を何度も繰り返し覚えることで、脳を鍛えることに役立ちます。
人名を覚えることは、周りの人々の名前を覚え、顔と名前を関連付けて脳を刺激することが大切です。
場所を覚えることは、ルートを覚えたり、異なる場所や経路を覚えたりすることで脳に刺激を与えることができます。
これらのエクササイズは、認知症予防に効果的で、定期的に取り組むことが大事です。
バランストレーニングや筋力トレーニングなどの身体を動かすトレーニングも、脳トレに効果的であるとされています。
まとめ
特にシニアになったら脳トレが必要です。
認知症予防に効果的な脳トレは、楽しみながら続けることが重要。
パズルゲーム、ヨガ、ダンス、音楽、読書など、多様な脳トレの種類から自分に合ったものを見つけましょう。
記憶力向上のための脳エクササイズも効果的。言葉遊び、クロスワードパズル、手先を使う作業、色々な音楽とふれあうなどがおすすめ。
脳トレを継続することで、いつまでも健やかな脳と体を保ちましょう。