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シニアになっても色々な事にチャレンジ、自分探しはとても幸せで奇跡の時間です。日々体力の衰えを感じながらも今日出来る事を一つずつ積み重ねていきたいと思います

NFTはシニアの趣味や投資先として楽しめるだろうか?

シニア世代の方は、NFTという単語を聞いたことがあるだろうか?

私は昨年からNFTの魅力に取り憑かれ、新たな趣味としてNFTを集め始めました。そしてデジタルなアートやコレクティブルの魅力に心が奪われています。

ちなみに、このNFTは私の所有の中でもお気に入りです。所有権は私個人にあります。

NFTとは、「ノン・ファンジブル・トークン」の略語で、独自の価値を持つデジタル作品のことです。

NFTは、主にアートやスポーツ、エンターテインメント業界などの作品が高値で取引されており、若い人たちに人気があります。

しかし、シニア世代ならではの新しい楽しみ方があるのではないでしょうか。

NFTは、シニアの方にとって、貴重な体験やコミュニケーション手段となる可能性があります。

NFTは毎日私に刺激を与えてくれます。

また、長期視点では投資先の候補に挙げられるでしょう。

NFTとは何ですか?

NFT(ノン・ファンジブル・トークン)は、特別なデジタル資産で、所有権や属性などを示すことができます。

NFTは、ブロックチェーンの技術を使って作成され、他の資産とは異なり、個別に識別可能です。つまり、それぞれのNFTは一意であり、偽造することができません。たとえそっくりに偽造しても、識別されて結局はばれてしまいます。

NFTは、デジタルアート、音楽、ビデオゲームのアイテムなど、さまざまなものを表すことができます。

そして、NFTは所有者が変わるたびに所有者の追跡が可能であり、その取引履歴がブロックチェーン上で記録されます。これにより、資産の真正性や所有権の証明が可能です。

また、ブロックチェーン技術を使用すれば勝手に所有者を変更するなどの不正操作を防ぐことができるため高い信頼性があります。

NFTは、個人がデジタルオリジナルアイテムとして保有することができ、偽造や二重販売のリスクを回避することができます。

ただし、アカウントに侵入してNFTをだまし取る詐欺が横行しておりますので、怪しいリンクをクリックしないことです。NFTの取引は正規のオープンシーなどの市場で行えば詐欺に合うことはありません。

また、最近LINEでもNFTの販売や取引が可能になりました。LINEでは、NFTアカウントは個人認証が必要となっており、これによりアカウントへの詐欺行為が防がれます。個人認証が前提となっているため、アカウントへの不正な侵入やなりすましをすることができず、安心してNFTの取引を行うことができます。LINEのNFTではこのようなセキュリティ対策が取られていることで、ユーザーは売買や取引に関して安全性を確保することができます。

これまでは、ネット上の画像などは作者の許可なく勝手にコピーされて転用されていました。そして作者はその所有権を主張するのは難しく、裁判を提起するしかありませんでした。しかし、ブロックチェーンの技術を使えば所有者や作者をいとも簡単に証明できるのです。

特にデザイナーなどのアーチストにとってはNFTは救いの神です。

NFTは、オンラインでトレードされます。NFTは、デジタル的な性質を持つため、所有権や属性情報もすべてブロックチェーン上で電子的に管理されます。すなわち、取引時にオンラインで手続きをすることができます。オンライン取引であるため、時間や場所を問わず売買が行えます。

簡単に言えば、NFTはインターネット版のコレクション品だと言えます。

NFTはシニアにも楽しめるのか?

シニアに多い趣味はゴルフや料理、読書などですが、NFTにも十分楽しさを見いだすことができると考えます。

私のNFTコレクションはまだ数点ですが、どうしても欲しいNFTがあるので、毎日フロアー価格(最低取引価格)をチェック、予算とにらめっこをしてチャンスを狙っています。

NFTがシニアにもたらす可能性は、新しい趣味を見つけることができることや、孫や若者などのヤングゼネレーションとのコミュニケーション手段になることなどが挙げられます。

また、それぞれのNFTの運営にはプロジェクトが携わり、収集家たちが集うコミュニティがあります。

例えば多くのプロジェクトは「Discord:ディスコード」のアカウントを準備しており、アカウントに入れば情報交換や相談、質問などが気軽に自由にできる環境があります。

Discordでは同じNFTを収集している人々が集まっているため仲間意識が強く、助け合ったり、また情報や意見の交換が盛んで、ユーザーたちの関係はすごく良好に保たれています。

シニアでもDiscordに入れば、若い収集家たちと交わることができます。

もちろん、NFTにはまることもあるかもしれませんが、新しいことにチャレンジすることは年齢を問わず大切です。

NFTコレクションが新しい趣味になるかもしれませんね。

さらにシニアの新たなチャレンジは認知症の予防効果も期待できます。

NFTが老いても楽しめる理由

NFTはシニアにとってもコレクションとして楽しめるものです。

気に入ったNFTを収集することで、それが自分のアイデンティティとなります。NFTは、デジタル空間でのコレクションとして、新しい形のアイデンティティを形成することができます。

また、シニアには買い物よりも体験を重視する方が多いです。NFTであれば、アートやゲーム、音楽など、様々な体験を楽しむことができます。

さらに、孫とのコミュニケーション手段としても活用できます。孫が好きなアーティストやキャラクターのNFTを贈る(電子的な送信)ことで、孫との話題作りにもつながります。

また、先ほどご紹介したプロジェクトのDiscordアカウントに入って若者との交流もおすすめです。ここはすごく温かくフレンドリーですよ。例えると温泉に入浴しているイメージです(笑)

さらにNFTプロジェクトが開催するイベントやオフライン飲み会なども開催されています。

NFTは、シニアにとっても新しい趣味やライフスタイルの一部として、取り入れることができます。

また自分に合った形で楽しむことができます。

シニア世代のNFTコレクター事例

NFTは欧米ではある程度普及していますが、日本ではまだ普及途上です。

例えばヨーロッパのあるシニアは、孫とのコミュニケーション手段としてNFTコレクションを始めました。孫たちからもらった情報に基づいて、自分が興味を持つアイテムを探すのが楽しくなったそうです。彼女はオンラインで買う方法を知るために、孫に教えてもらいましたが、そのプロセスも楽しんでいるそうです。

シニアとしてのNFT購入のコツとしては、まずは自分が興味を持つものを探すことが大切です。また、トレードや販売でも成功することができます。ただし、注意すべきは詐欺や不正な販売元も存在するため、注意して取引を行う必要があることです。

最高齢のNFTコレクターは105歳の女性だと言われています。彼女は自身のコレクションとして、アート作品を購入したそうです。年齢に関係なく、NFTは誰にでも楽しめる趣味であることがわかります。

シニアがNFTを投資先とするメリットは?

NFTは、デジタルアート、音楽、動画、ゲームなどのコンテンツや、スポーツカード、トレーディングカードなどのコレクターズアイテムなどの投資先として注目されています。

シニアがNFTに投資するメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

・趣味や好きなものへの投資

・高額な利益を得る可能性

・資産の分散化

・デジタル資産への投資

※NFT市場の参加者がまだ少ないため値動きが激しい点に注意し、余裕資金かつ長期視点での投資がおすすめです。

高額な利益を得る可能性
NFTは、まだ発展途上にあるため、価格が大きく変動する可能性があります。そのため、うまく投資すれば、高額な利益を得る可能性があります。投資目的では流動性が高いNFTの取り引きをお勧めします。株に例えると出来高が多い銘柄に投資することです。出来高が少ないと売りたくても売れない状況に陥ります。

資産の分散化
シニアは、年金や預貯金などの資産を保有していることが多いですが、これらの資産はすべて金融商品に投資されていることがほとんどです。そのため、資産が金融商品に集中してしまうリスクがあります。NFTは、金融商品とは異なる資産であるため、資産を分散化することができます。

デジタル資産への投資
シニアは、デジタル化の進展により、デジタル資産への注目が高まっています。NFTは、デジタル資産への投資先として注目されており、今後も成長が見込まれています。

NFTは、デジタルアート、音楽、動画、ゲームなどのコンテンツや、スポーツカード、トレーディングカードなどのコレクターズアイテムなどの投資先として注目されており、シニアの趣味や好きなものへの投資にも適しています。

ただし、NFTは、まだ発展途上にあるため、リスクがあることも認識しておく必要があります。投資する際には、十分なリサーチを行い、NFT市場で認知されているもの、また日々の取り引きが盛んなNFT、リスクを理解した上で投資を行う必要があります。

2023年6月現在、NFTは冬の時代と言われており、一昨年から世界的に始まったNFT取引は日本では昨年の暮れにから年明けにピークを迎え、現在は最低取引価格(フロアー価格)は大きく下落しています。

専門家の見立てでは、ここ数年は回復は難しいと言われています。いずれは回復基調に戻るはずですので、人気が下がったNFTの中でも、コミュニティがしっかりして将来性のあるものを低価格で拾っておくと将来報われる可能性もあります。

今、NFTを慌てて購入する必要はなく、時間を持て余しているシニアはコレクションにしたいNFTを徹底的に調査し、NFT市場の環境を見極めてから参入することをお勧めします。

NFTをシニアに紹介する方法とは?

シニア向けのNFT紹介サイトはまだないようです。

しかし、一部のサイトではシニア世代にもわかりやすいように、NFTの仕組みや選び方について解説しています。

NFT Media

もし、オンライン上でNFTについて学びたい場合は、教室や勉強会に参加してみることもできます。

「NFTの始め方」

また、NFTとは何か、どんな楽しみ方ができるかについて孫や家族と話題にすることも、理解を深めるためには有効です。

NFTは、シニア世代にも楽しめる最新の趣味と言えます。

結論

NFTはシニアにも楽しめる趣味になると思います。また、投資先としても候補になります。

シニア世代にはコレクションや買い物よりも体験を重視する傾向があります。

NFTは孫とのコミュニケーション手段としても活用できます。シニア世代でも手軽に始められる方法を知ると、NFTの楽しさにすっかりはまってしまうかもしれません。

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