定年退職して、ほぼ1年近くとなりますが、今の感想を書いてみます。
定年退職の直前は、もうすぐ会社組織からの束縛を逃れて、自由に生きられると結構な希望を持っていました。
実際に定年退職すると、確かに自由にはなったけど、逆に自由な時間が多すぎて、やることがない、時間を持て余すというのが実感であり実態です。
確かに定年退職直後は、開放感からリラックスした日々を送ることができました。
本来であれば仕事中なのに、昼間から映画を観たり、カフェでのんびりと好きな本を読んだりと好き勝手に過ごしていました。
しかし、毎日同じような生活は退屈で、だんだんとこの先がすごく不安になっていきました。
このままだと認知症になるのではと不安さえ感じるようになりました。
刺激を受ける必要を感じる
定年退職後は、自分から進んで何かにトライしない限りは、自宅にこもるようになり、孤独な老後になってしまいます。
そんな孤独な高齢者が多いそうです。
刺激がない孤独な生活は体力の低下や認知症の恐れもあります。
知り合いが、妻よりも先に認知症になったほうが勝ちだ、と言っていましたが、この意見は冗談じゃないですね。
妻には、これ以上苦労はかけたくないというのが本心です。
何か刺激を受ける事の必要性を感じるようになりました。
私はまず以前始めたこのブログを再開しました。
ブログを書く時は、テーマ選びに苦心します。
何を記事にしようかと、記事テーマをアレコレと考えるのですが、中々浮かんでこないのです。
この考える時間が脳の刺激になっていると思います。
健康のことも不安になる
今は、特に悪いところはないのですが、これから先も今のまま健康である保証は全くありません。
いつまで、健康でいられるか想像もつきません。
健康面での将来を考えると不安になることもあります。
いずれは、動けなくなる時が来るのですが、それがいつであるかが全く分からい不安もあります。
介護を受けている自分を想像したくないのです。
加齢とともに確実に体は固くなり、関節痛などの痛みも起こっています。
出来るだけ、健康寿命を延ばす努力をしようと思っています。
高齢者でフィットネスクラブはにぎわっているようですが、フィットネスクラブに行かなくとても運動を習慣化することはできます。
家でのスクワットや腕立て伏せを続けています。
これらが確実に出来ている今は一時的にも健康に対する不安は解消されています。
これからの老後の収入に不安がある
65歳のフルの年金受給まで後少しですが、年金だけでは経済的に苦しいのです。
今は時々アルバイトに出かけていますが、65歳以降も何か仕事を続けるつもりです。
しかし、いつまで続けられるか不安もありますし、雇用してくれるところが実際にあるかは不明です。
雇用する側は、当然のことながら元気で若い人の方が良いのですから。
少しハードルは高いが、何か自分で収益を生む方法がないかと考えています。
まとめ
私の定年退職後の経験から、退職後に不安に思っていることを中心に書きました。
近々に定年退職を迎える方は、今から計画を立てておくべきだと思います。
趣味を持っている方は、その趣味を深掘りするための計画ですね。
私は、このブログ以外にこれといった趣味を持っていなかったので、もう一つ没頭できそうな趣味探しをしています。
経済的には、年金だけでは苦しいので、自営も含め継続して続けられる仕事を探しています。