現在、私は配偶者と二人暮らしです。
いずれはどちらか一方が亡くなり、生き残った方は一人暮らしになります。
子ども夫婦が電車で1時間程度のところに住んでいますが時々会う程度であり、いずれにしても孤独になります。
老後の孤独は深刻な問題で私は不安になることもあります。
仕方のない事ですが、年齢を重ねるにつれて、家族や友人との関係性が変化することで孤独感を感じることが多くなりました。
両親や高校時代の友人を無くした時は強い孤独感を覚えました。
高齢になると若い時のような気力や活力が衰え、身体的な制限も出てきます。
自分の時間が増えることからも孤独を感じることが多くなりました。
でも、孤独に陥ってしまったからといって諦めてはいけません。
周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ったり、好きな趣味に打ち込んだり、新しい人との出会いを求めたりすることで、孤独感から解放されることができます。
それぞれの方法について見ていきましょう。
家族や友人とのコミュニケーションはとても重要
身近な家族や友人とのコミュニケーションは孤独感から解放されるための手段として大切です。
定期的にコミュニケーションを取ることで心の距離が縮まり身近に感じて自分の生活を共有できる相手がいることで精神的にも安定します。
私は時々子ども夫婦と待ち合わせをして居酒屋に出かけます。
この時ばかりは自分の年を忘れつい飲み過ぎてしまいます。
しかし、家族や友人が近くにいないため孤立している高齢者もいます。
そんな人は勇気を出してコミュニティ活動や交流会への参加してみましょう。
趣味や興味が同じ人たちと出会え、新しい友達を作ることができます。
趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)は、大人世代が趣味や仲間を探すためのコミュニティサイトです。旅行やカメラ、ウォーキングな…
もしも自分で行動することができない場合には、地域センターなどの自治体が企画する料理教室やヨガ教室などに参加してみましょう。
人見知りで恥ずかしがり屋のコミュ障の私が義理の娘のバースデーディナーで手料理をふるまうため奈良地区センターで開催された料…
また、自治体ではボランティア活動を募集しているので、参加すれば同じ年代の人たちと出会える機会に恵まれます。
孤独を乗り越えるには、勇気を出して自分で行動しなければいけないことがたくさんあります。
でも、新しい出会いや交流が始まり、その関係を続けていけば充実感を味わえる老後を過ごすことができます。
趣味や興味を持つ
老後を充実させるキーといえば、一番に思いつくのは趣味や興味を持つこと。
特に趣味がない方は新たな事にチャレンジしてみませんか?
好きなことが見つかり没頭することで、時間を忘れ、心身ともにリフレッシュすることができます。
趣味の重要性は、楽しむだけでなく身体にも良い影響を与えます。
たとえば、ウォーキングやヨガ、水泳などは筋力や持久力を維持向上させてくれるので健康維持に一役買ってくれます。
また、編み物や絵画は指先を使うことで認知症の予防効果があり、音楽などのクリエイティブな趣味はストレス解消になります。
趣味を見つけるコツは、まず自分が何に興味があるのかを知ることです。
例えば昔から好きだったことや、子どもの頃に夢中になったことを思い出してみましょう。
また、新しい趣味に挑戦することもおすすめです。
今まで気が付かなかった新たな発見があるはずです。
新しい趣味に挑戦するメリットは、人生を豊かにすることができること。
また、趣味の種類によっては新しい友達や知り合いができることもあります。
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老後の孤独感を和らげることができる上に、自分自身の成長にもつながる、まさに一石二鳥の趣味。
まずは自分に合った趣味を見つけてみましょう。
ペットと暮らす
ペットとの暮らしは、孤独感を軽減するために有効な方法の1つです。
ペットは、話す相手や遊び相手として機能するだけでなく、ストレスを軽減したり、運動不足を解消するのにも役立ちます。
また、ペットは、飼い主にとっての精神的な支えにもなります。
しかし、ペットを飼う前にはいくつかの考慮点があります。
ペットの飼育費用や自分の健康上の問題などです。
特に高齢者の場合、ペットの世話をする体力的な負担が大きくなる場合があるため、子犬や猫のような高齢者向けのペットを選ぶことが重要です。
ただし犬は散歩に行かなければ人と同様にストレスがたまります。
自身が体調を崩した時に買い犬をサポートしてくれる体制も考えておく必要があります。
大型犬はお散歩のときに引っ張る力が強く、転んでケガをする恐れがあります。
また大型犬は他人にご迷惑をかける可能性もあります。
シニア向けのペットとしては、小型犬や猫、鳥などです。
これらのペットは、飼育スペースが限られている場合でも十分に過ごすことができます。
また、ペットを飼っている人たちとの交流も増えるため、社交性を高めることもできます。
ペットとの暮らしは、孤独感から解放されるための素晴らしい手段です。
しかし、ペットを飼う前には、よく考えてから決めるようにしましょう。
シニアがペットを飼うことで得られる健康効果について沢山の研究がなされ発表されています。研究結果ではペットを飼うことで健康…
ボランティア活動に参加する
自分が役立っていると感じられることは、心に安らぎをもたらすことができます。
また、ボランティア活動は、社会とのつながりを保つことができる素晴らしい機会でもあります。
様々な種類のボランティア活動があります。
例えば、地域の清掃活動やボランティアセンターでのボランティア活動などが挙げられます。
また、シニア向けのボランティア活動も多くありますので、まずはインターネットで調べて参加してみましょう。
例えば、シニアホームの訪問や、病院でのボランティア活動など、自分に合ったボランティア活動を見つけることができます。
ボランティア活動を通じて、新しい人々と出会うこともできます。
共通の趣味や興味を持った人々と出会える機会もあります。
また、同じ目的を持った人々と協力することで、深い絆を感じることができます。
ボランティア活動は、孤独を感じる人々にとって素晴らしいアイデアです。
自分に合ったボランティア活動を見つけることで、人生に意義と充実感を得ることができます。
新しい人との出会い方
孤独感があるときには、新しい人たちと出会うことができれば、気分が変わります。
新しい人たちと出会う方法には、コミュニティ活動に参加してみましょう。
例えば、サークルやクラブに参加することで、共通の趣味や興味を持つ人たちと交流することができます。
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また、オンラインで新しい人たちと出会う方法もあります。
例えば、趣味に特化したSNSやコミュニティサイトに参加することで、遠くにいる人たちとコミュニケーションを取ることができます。
そして、リアルな出会いを求める場合には、グループツアーに参加することもあります。
自分が興味を持っている分野のツアーに参加することで、同じ趣味を持つ人たちと出会うことができます。
新しい人たちと出会うことは、孤独感から脱するためにも重要です。
自分に合った方法で、積極的に出会いを求めることが大切です。
結論
社会的なつながりを築く
孤独を感じないようにするためには、他の人との関係を築くことが重要です。
友人や家族との交流や、趣味や興味を共有するグループに参加することで、支え合いや共感を得ることができます。
地域の活動やボランティアに参加することも、新しい人との出会いや意義のある関わりを持つ機会を提供します。
自己成長と学習
孤独を充実感に変えるためには、高齢になっても自己成長と学習に取り組むことも重要です。
新しいスキルを習得したり、興味のある分野について学ぶことで、自己満足感や達成感を得ることができます。
書籍の読書、オンラインコースの受講、趣味の深掘りなど、自分自身の成長に対して積極的に取り組むことが大切です。
健康とアクティブな生活
老後を充実したものにするためには、健康とアクティブな生活を維持することも重要です。
定期的な運動やバランスの取れた食事、良質な睡眠など、身体的な健康を保つことが孤独感を軽減し、充実感を得るための基盤となります。
また、新しい活動や趣味に取り組むことで、日常に刺激や積極的な楽しみを取り入れることも大変有効です。