人生100年といわれるように長寿社会となったが私は100歳まで生きる自信はありません。
現在66歳、体力の衰えや気力の低下を感じています。
75歳まで住宅ローンの返済があるので孤独を感じている暇はありません。
事務系の仕事をつづけながら退職後の収入源を確保するために試行錯誤しているところです。
ただ、正直なところ75歳まで元気な体で働き続けられるか不安になることもあります。
しかし、もし私が経済的に豊かで返済や収入の不安がなかったら、生きる目的を見いだせていたかはどうか。
一般的に高齢者になると社会との接点が少なくなって孤独や抑うつ感に陥ることがあります。
何もやることがないと感じ、人生の目的を見失ってしまうことも。
しかし、生きる目的を見つかれば、高齢期を楽しく、充実したものに変えることが出来るはずです。
長年を生きてきた高齢者にとって、生き方や考え方、嗜好は千差万別です。生きる目的は人それぞれ異なります。
自分に合った趣味や社交活動、ボランティア活動、身体活動、また家族や友人との交流など、自分が幸せを感じるものを見つけて、それを習慣化させることが重要です。
それによって、心と体の健康を維持し、楽しい高齢期を生きがいを感じながら生きていけるのです。
新たな経験や活動に挑戦することで、生きる目的を見つけることができます。幅広い可能性を探求し、充実した生活を送るために、自分自身と向き合い、探求し続けることが大切です。
習慣化できる趣味や関心事を発見する
高齢者になったからといって、新たな趣味や関心事を見つけることを諦める必要はありません。
むしろ、これまでになかった自由な時間を活用して、自分の興味や好奇心に向き合うことができます。
趣味は、何かを創造する、新しいことを学ぶ、あるいは単に楽しむことができる素晴らしい方法です。
趣味を持つことは、精神的、身体的健康につながります。
趣味は個人の好みによって異なりますが、継続できて習慣化できる趣味が理想です。習慣化するためには自分の好きなこと、関心や興味を持っていることです。
趣味といえば、裁縫、編み物、料理、園芸、芸術やクラフトなど、自分のペースや興味に合わせて楽しめます。
趣味を持っていることで、高齢者は一日中夢中になって満足感を得ることができます。
「趣味人倶楽部」は同じ趣味を持つ人のサークルです。
社交的な環境の重要性
高齢者が孤独感に苦しんでいる時、生きる目的や何かを成し遂げたいという欲求があると、生活に意義を感じることができます。
高齢者は社交的な環境にいれば満たされた気持ちになります。
気の合った友達や知人と一緒にいればその間は孤独感を減らすことができます。
新しいアクティビティーや手作りのものを作る場所を提供してくれるクラブなどに参加することで、集団でアイデアを共有することができ、創造性を刺激することができます。
私は地域の公共センターで開催された料理教室に参加し、その後ネットでレシピを研究して娘のバースデーのプレゼントに作ったことがあります。
内気なシニアの私が料理教室に参加「地域デビュー」を果たした体験談
またボランティアに参加することで、役立つことができ、喜びを感じることができます。
高齢者のための社交イベントも豊富にあるので、積極的に参加してみることをお勧めします。
ボランティア活動への参加
何もすることがないと感じていると生きる目的を見失ってしまいます。
しかし、適切な活動を選択することは、心身ともに健康を維持する上で重要です。
ボランティア活動を選ぶときは、自分が興味を持っていないと続きません。
例えば、動物や環境保護、地域社会への貢献など、関心がある分野であれば、より意欲的に取り組めて継続できます。
ボランティア活動に参加すれば、社会との交流が増え、孤独感を減らせます。
また、目的意識を持ち、やる気と自信を養うことができます。
さらに、新しい技術や知識を学ぶことができることもあります。
ボランティア活動は自分自身と社会に貢献できることによって、生きる目的を見出すことができるはずです。
運動の習慣化
高齢者なとっても、適度な運動は健康にとってとても重要です。
ストレッチやウオーキングなどの運動は、関節の痛みを和らげたり、筋肉の柔軟性を高めたり、心臓血管の健康を改善したりする効果があります。
エクササイズプログラムは、個人の健康状態や能力に基づいて計画される必要があります。
最初は軽い運動から始めて、じわじわと強度を上げていけば高齢者でも筋力や持久力がついてきます。
運動は強制的ではなく自身のペースで実行すべきで、一度にたくさんする必要はなく続ける、習慣化することが重要です。
体力がついて体力や健康に自信がついてくれば積極的になり、生き生きとした生活ができます。
何を選んでも、身体を動かすことは、高齢者にとって重要な目的を持っているので、積極的に活動しましょう。
家族や友人との交流
高齢者にとって生きる目的は非常に重要です。
その1つが家族や友人との交流です。
特に、孫との交流は非常に価値があります。
孫たちは新しい世代のアイデアを持っていることが多く、彼らと時間を過ごすことで、高齢者は刺激を受けて若返ることができます。
遠くに住む家族や友人との交流も同様に大切です。これにより、高齢者はスリルと興奮を味わい、孤独感を克服することができます。
つまり、家族や友人との交流は、高齢者にとって不可欠な生きる目的の1つでもあります。
まとめ
時間を持て余している高齢者の中には何もやることがないと感じている人もいます。
しかし、そのままでは何も起こらず死の迎えを待っているのに等しいのです。
その気になれば、生きる目的はいつでも見つけることができます。
新しい趣味や関心事を追求し、社会貢献活動に参加し、学び続けることで自己成長することだって可能です。
実際に行動を起こして目標に向かってやるかやらないかだけです。
また高齢者家族や友人との絆を深めることや健康への投資も必須。
それぞれの個人にとって意味のある生きる目的が存在し、充実した生活を送ることができす。
高齢者にとって生きる目的は個々に異なるものです。
重要なのは自分自身と向き合い、自分の情熱や興味に従って行動し、自己成長や社会への貢献を追求することです。
高齢者は生きる目的を見つけるためには自己探求と柔軟性が必要です。
自分自身の幸福や生きる意義を見つけるために、様々な活動やチャレンジを積極的に取り入れ、新たな可能性に向かっていきましょう。
定年退職は人生は終わりではなく、新たな始まりです。
大切なことは、一歩踏み出す勇気と探求心を持ち、自分自身の生きる目的を見つけることです。